11月 242010
 

2010年11月13日に、第12回「希望の種を探そう」において、NPO法人文化学習協同ネットワークからの不登校・ひきこもりの経験をもつ若者が出会った「韓国」についての報告と、生き方・働き方をめぐる対話を行いました。

説明する協同ネットの皆さん

不登校の子どもたちのフリースクールや、引きこもりの若者たちの居場所づくり、就労支援を行っている、NPO法人文化学習協同ネットワークでは、去る9月12日(日)~9月15日(水)に、不登校やひきこもりの経験をもつ若者を中心に韓国の視察を行いました。

視察に至るまでの準備段階では、韓国社会がどんなところか、社会的企業がどんなものなのかという勉強会を積み上げ、その勉強会には日本希望製作所も協力させていただきました。

韓国では、若者の就労支援をしたり、フリースクールを運営しているハジャセンター内の「錬金術師学校」(社会的脆弱階層の青年たちが食べて生きていくためのスペックではなく、個人の持つ固有の能力を磨いていこうとする学校)のコーディネートで、ハジャセンターの創業支援から生まれた社会的企業の「ノリダン」や中古服をリメイクする「リブランク」などのメンバーたちとワークショップを行いました。
「ハジャセンター」は、たとえメインストリームからはずれたとしても、若者たちは「新しい学びの場、新しい働き方」を創造する主体となり得るのだという実 績を積み重ねている施設です。(「ハジャセンター」から生まれた代表例である「ノリダン」は、そのパフォーマンスの質の高さから韓国内外からの高い評価を得てい ます)

今回の視察は、不登校や引きこもりを経験し、何とか次のステップへ進もうとしている若者たちが、同時代を生きる隣国の若者と、互いの現在(いま)を語り、交流するという場になったようです。

グループディスカッション

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参加したチャン・セムさんがレポートをまとめてくれました。

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第12回日韓交流会「希望の種を探そう」に参加して

チャン・セム

11月13日に第12回「希望の種を探そう」が日本希望製作所で開催されました。

最初はNPO法人文化学習協同ネットワークの説明から始まりました。 協同ネットワークは若者支援への取り組みであり、みたか地域若者サポートステーションとコスモワーキングスクールと交流スペースコンパスで若者たちに応援しています。

その中、不登校やひきこもりの経験をもつ若者を中心に韓国の視察を行いました。経験を通じ、何を感じ、何を考えたのか、等身大の発表を聞きました。

自分が何で引きこもるようになったのかから始まって、韓国に行って、感じたのをちゃんと話してくれました。

最初は韓国について、何も知らくて、難しく感じたけれど、直接韓国に行って経験し、韓国の若者と出会ってみると、世の中の若者は誰でも人生の悩みを持っているのがわかるようになり、その中でどんな考えを持ってどんな実践をするかが大事だと思ったという話をしました。

内容について簡単に言うと、ハジャセンターの施設見学と活動から話しました。

ハジャセンターは1999年自分が学びたいことを学ぼうという目的で作られたところであります。ハジャセンターのメンバーと出会い、一緒にまちを歩きました。そこで暖かい韓国のイメージを感じたと言います。次にミルダンコというリサイクルを通じての芸術として缶バッジを作りながら、自分を表現する機会があったということです。

そして、ハジャセンターのメンバーと3グループに分かれ、歌作りをしました。この経験について今まで一度も自身を持って生きてなかった自分を考えるようになったと話しました。それにハジャセンターみたいなところが日本にもたくさんできたらいいと思ったと言いました。

最後には交流会について話しました。日本のカレーを作ったそうですが、60人分のカレーがあっという間になくなって、’美味しい、美味しい’という言葉だけだったけれど、なんか心が伝われたみたいでうれしかったと言っていました。

それを聞いて、韓国の様々なことを見て来たようでよかったと思いましたし、彼らの悩みはみんな持っていることで、韓国の視察の経験が、自分たちの力になったのだと思いました。

NPO法人文化学習協同ネットワークの発表が終わって、2部のディスカッションをしました。

4グループに分かれて、自由に自分の悩みとかそれを解決するのに何が必要なのかを話しました。

今回は様々な年齢層の人が来て、色んな対話ができたと思いました。

今回の日韓交流会に参加して、希望というのは結構遠いところにあることではなく、一人一人の力を合わせれば、つくれるものではないかと思いました。