4月 032012
 

来る4月11日に行われる総選挙では任期4年の国会議員の全300議席が争われ
ます。これまでは全議席数の約6割を政権与党であるセヌリ党(旧ハンナラ党)
が占めていて、最大野党の民主統合党とその他の議席を合わせても半数に満た
ない状況ですが、今度の選挙でこの勢力図がどのように変わっていくかが焦点
となっています。
若者層の高い失業率や物価の上昇といった経済状況の悪化、また身内や側近
の金銭スキャンダルなどによって李明博政権の支持率が低下しているだけに、
野党側は4月の総選挙で勝利をおさめることで、12月の大統領選挙に向けて弾み
をつけようとしています。
 また、2009年、韓国では公職選挙法などが改正され、韓国籍の在外韓国人に対
しても国政選挙権(但し、大統領選挙と総選挙の比例代表投票権に限る)が付
与されました。事前に在外選挙人登録を済ませた人が、4月の選挙からその権利
を行使できます。
南北関係にも日韓関係にも少なからず影響を与えることにな
る2012年の二つの選挙の行方が注目されます。