3月 252015
 

kibounotane 3.25(1)ご存知の方も多いと思いますが、「希望の種」を運営するインターンのほとんどは学生なので、たまには本業の充実を…という意味も兼ねて、去る3月25日、研究発表交流会を開きました。

きっかけになったのは、去年「希望の種」のフィールドスタディで大磯市を訪れた時にご一緒した貝吹一成さん(東洋大学大学院・社会学)が、現在取り組んでいる研究について発表し、留学生からフィードバックを得たいという提案があったことからでした。小学生時代からずっと新宿区大久保地域に住んでいる貝吹さんは、地元を事例とし、「外国人集住地域の歴史的変遷」というテーマで現在研究を進めています。韓国料理が恋しくなる時は、新大久保のコリアンタウンに行ったりする韓国人留学生としては、大変興味深いテーマでした。
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発表会では、大久保で育ち、航空機が好きで理系志望だった貝吹さんが、社会学に関心を持つようになり、外国人集住地域とそこの住民たちとの共生という問題について考えることになった経緯を聞くことができました。また、大久保地域の歴史的変遷過程、またこの地域に外国人が集住することに対する日本人住民の率直な感情や意見についても説明をしていただきました。日本・韓国で外国人として住みながら感じたことといった個人的経験やヘイトスピーチの問題、さらには外国人と日本人住民との関係という大きなテーマまで、率直に意見を交わし「おしゃべり」することができた時間でした。

お忙しい中、事務室までお越しくださり、研究に関して色々とお話しくださった貝吹さんに改めて感謝申し上げます!今後とも、「希望の種」を通じて今回のように一緒に話し合い、学び合える場を作っていきたいと思います。

文:イ・ソホン/東京大学大学院経済学研究科博士課程