9月 212010
 

朴元淳希望製作所常任理事が9月18日~21日に来日しました。

朴常任理事はシンガポールから韓国経由で18日に来日。そのまま、大阪経済法科大学CAPP国際的研究プロジェクト「東アジア共同体構築の条件」研究会にて「韓国市民社会の可能性」の講演を行いました。

翌日19日には、財団法人ワンコリアフェスティバル設立準備シンポジウムにて、「竹田青嗣と朴元淳が語る人間の未来と希望- 東アジアにおける市民社会の条件と可能性-」と題する対談を行いました。

早稲田大学教授で哲学者でもある竹田青嗣さんとは、「市民主体の東アジアの未来をどう切り拓いていくのか」をテーマに、思想と現場、日本と韓国という複数の視点が交差しながら展開していきました。

この対談の様子は、9月25日の東京新聞で土田修記者に紹介いただきました。

記事では、朴常任理事が美しい店などの社会的企業に力を注ぎ、ソーシャル・デザイナーとしての取り組みをしていることを紹介した上で、
朴さんは、「李明博政権の誕生で韓国の民主政治は
大きく後退した。若者が社会問題に関心を持つきっかけ
になったが、再び政治運動が必要になっている」とした上、
「日韓の市民社会を基盤とし、アジアに成熟した市民社会
を広げていきたい」と語った。

と、常任理事の言葉を紹介いただきました。

20日は日本希望製作所事務所で、朝から夕方まで3件のインタビューを受け、翌朝の便で韓国に戻るという、とても忙しい滞在でした。

韓国に戻り、朴常任理事はブログ wonsoon.com に「東京観察」という連続記事を投稿しています。
忙しい時間の中でも、東京のまちを見て韓国社会のヒントとなると思ったこと、人との出会いの中で気づいたことを紹介しています。

ワンコリア・フェスティバルでの対談については、「竹田青嗣先生は、哲学科の教授であり、私は実践活動家だから対話は難しいかもと心配していたが、いざ話をしてみると、お互いの異なる経験やキャリアから、竹田さんは原則的な方向性についての話を主にし、私はそれを具体的に検討するか、例を挙げて説明するという補完的な関係ができた」とコメントしています。

そして、「新自由主義の弊害を越えて、市民がより持続可能で幸せな生活の質を向上させる代替的な経済発展のモデルを探し、それは今日、OECDやイギリスなどの先進国で金融危機以降、関心が高まっている幸福の経済学や国民総幸福指数等の開発に、より深い研究と実践が必要であることを強調しました。
そして、世界各国で経済成長中心の課題を幸福するための様々な努力がされている中、それがグローバルにネットワーク化され、力を集めることで、代替的なモデルがメインストリームになるような取り組みが必要だと述べました」と書いています。

また、「東京観察」には、日本で気づいたトピックスもあがっています。

・東京では、韓国では少ないのに、地下鉄で読書をする人が多い。

・地下鉄の駅では、乗り換え案内に加え、視覚障がい者のための案内など
様々な人たちにとっての使いやすさが整えられている。

・まちの中でも、散歩道の案内や歴史を教える碑が多くある。まちを歩いて
楽しい環境づくりをすべきではないか?

・日本ではアジアを考える研究会やイベントが多いが、韓国ではどうだろう?
もっとアジアの一員だと自覚すべきではないか?

また、日本希望製作所で、韓国からの留学生たちがインターン生として頑張っていることも紹介してくれています。

もし、お時間があれば、wonsoon.comをのぞいてみてください。

(韓国語ですが、google翻訳などホームページ翻訳を利用すると、概要はお分かりになると思います)

・朴元淳ブログ http://wonsoon.com/

・ワンコリアフェスティバルに参加して http://v.daum.net/link/9988621

・日本希望製作所を支える留学生たち http://v.daum.net/link/9990974